MI-5 英国機密諜報部 - シーズン9 (2010)

MI5の諜報員チーム「スプークス」にとって、新たな時代の幕開けです。ロスの死と新しい連立政権の誕生は、英国、MI5、そして諜報員としての生き方さえもが再評価される時代を告げています。参列者の少ないロスの葬儀に直面し、チームはスパイになることで何を犠牲にするのかを改めて問い始め、ハリーはチームの別のメンバーに予期せぬ申し出をします。ハリーには、新政権と個性的な新内務大臣ウィリアム・タワーズという更なる試練が待ち受けています。就任1年目にして未曾有の経済危機に陥りそうな国を救うため、あらゆる手段を講じる政府に仕えるハリーは、より権力のある者たちの意志に屈することを強いられ、その本能を試されます。グリッドには新しい顔ぶれも加わります。イラクでの傭兵稼業から足を洗い、国を守るというより意義深い人生を求めるベス・ベイリー。強い印象を与えたい一心で、彼女は過去の重要な情報を申込書に記載しませんでした。そして、元SBS（特殊舟艇部隊）のディミトリ・レベンディス。彼は絶体絶命の状況下で、その能力と勇気を証明することになります。