Shikôtei ansatsu (1998)

1998年 / 日本　中国　フランス 出演:コン・リー, チャン・フォンイー, リー・シュエチェン, スン・チョウ, ワン・チーウェン, チェン・カイコー, 顧永菲監督:チェン・カイコー脚本:ワン・ベイコン, チェン・カイコー製作総指揮:ハン・サンピン, 角川歴彦, 古川博三アワード: カンヌ国際映画祭中国古代、秦の始皇帝の暗殺計画をめぐる運命のドラマを描いた大河ロマン。監督(出演も)は「花の影」のチェン・カイコーで彼の監督第7作目。脚本はワン・ペイコンとチェン監督(邦訳「小説始皇帝暗殺」角川書店刊)。製作は陳凱歌、「花の影」のシャーリー・カオ、「乱」の井関惺。製作総指揮はハン・サンピン、角川歴彦、古川博三。撮影は「紅夢」「太陽に暴かれて」のチャオ・フェイ。音楽はチェン監督作品のほとんどで組むチャオ・チーピン。主題歌はRing(作曲=小室哲哉)。美術はトゥ・チュイホワ。編集は「べにおしろい」のチョウ・シンシア。出演は「花の影」「項羽と劉邦　その愛と興亡」のコン・リーとチャン・フォンイー、「上海ルージュ」のリー・シュエチエンほか。紀元前3世紀、六国が群雄割拠した戦国時代末期の中国。秦王・政(リー・シュエチエン)は、天下統一に向けて覇業を着々と進行していた。幼なじみの政を愛する趙姫(コン・リー)は、彼の天下統一が民に平和をもたらすと信じて一計を案じる。ニセの政暗殺計画を仕立て上げ、それを燕国討伐の口実にしようというのだ。その計画を実行するため、政に恨みを抱く太子・燕丹(スン・チョウ)と共に燕に下る趙姫。そこで趙姫は、暗殺者・荊軻(チャン・フォンイー)と運命的な出会いを果たす……。